【家探し】条件付き土地の建物請負契約について 解除できるのか
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こんにちは。 大阪府在住30代のTerry夫婦です。
今回は家探しをしていて、結構怪しい不動産会社に遭遇したのでそのことを書きます。
では、どうぞ
希望していたエリアに良い感じの分譲地完成
今回の土地は建築条件付きの土地でした。
ただ立地は最高で今まで見ていたエリアの土地で、さらに駅近、小学校中学校共に徒歩10分以内という最高の立地でした。
そこで早速資料請求+モデルハウス見学に行きました。
見学に行ったところ、建設自体は別の工務店が建設するとのことでした。
土地代2500万、箱代1150万円、諸々諸費用込みで4,000万円弱という悪くない価格ではありました。
詳しく聞くほどに怪しい不動産会社
人気のエリアなのですぐ埋まってしまうと言われて、決められた期日に契約をしますとういう簡単な覚書のようなものにサインをしました。
この書面には法律上なんの拘束力もありません。
期日は2週間後に設定したので、そこまで色々間取りなどを決めようと思っていました。
ところが間取り等色々希望を出していくと、我々の希望する間取りには土地の都合上立てられないという話でした。
2週間後に契約書を結ぶのに、困るなーと思い、とりあえず契約書のコピーを送ってもらいました。
建物の売買契約と建物の請負契約
契約には2種類あり、土地に対する購入を契約する売買契約と、建物を建ててもらう請負契約があります。
通常建築条件付きの土地でも、土地の売買契約と建物の請負契約は同時に結ばない方が良いと言われています。
理由としては、土地の売買契約を結んだタイミングと建物の請負契約を結んでしまうと、後から希望する間取りや家を建てることができなかったり、オプションの追加等で当初の想定していた金額よりも大幅に高額になったとしても、契約上キャンセルはできず、高額な違約金を払う必要があります。
今回の契約では売買金額の20%が違約金でした。
ただし、土地の売買契約から3ヶ月以内に建物の請負契約を結ばなかった場合には土地の売買契約は解除になり、それまでに支払った手付金は無利息で返金されるという契約の項目もあります。
つまり、この3ヶ月の間に建物の請負契約を結ぶ会社に間取りや、オプション等の見積もりを出してもらい、最終金額に近い形で請負契約結ぶことができます。
怪しい不動産会社は土地の売買契約と請負契約を同時に結ぶよう迫る
今回の不動産会社はこの怪しい会社で、事前にもらっていた書面では建物請負契約は土地の売買契約と同時とは書いてありませんでした。
しかし口頭で確認すると同時に契約してもらわないとローンがおりません!というよくわからない説明をしてきました。
この時点で、私も結構怪しい不動産会社だということはわかってきました。
さらに質問をすると逆ギレしてきて、じゃーもううちで建ててもらわなくていいですよ!と怒ってきたので、翌日契約をしない旨を伝えて、破断しました。
後から調べてみると、こういった契約方法は購入者に不利益なので、名古屋の会社で行政処分された実績もありました。
このようなサイトに記載がありました。
まとめ
皆様も建築条件付き土地で物件を購入される際には以下の点に注意してください。
- 契約前に事前に契約書のドラフトを送付してもらい内容を熟読する
- 土地の売買契約と同時に建物の請負契約は結ばない
- 土地の売買契約から請負契約締結までの3ヶ月は消費者を守る最後のチャンス
家探しをしていると、本当に不動産とか住宅業界は知らないことばかりで勉強するのが本当に大変ですね。
家探しの成功の秘訣は、やはり信頼できる営業さんを見つけることなんでしょうかねー?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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